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 一心 

Author: 一心 

人形の秀月
律院 俊惠会

画像・文章等無断転載禁止
古物商許可証取得済

( 店舗&工房 )
438-0083
静岡県
磐田市富士見町1-11-16
電話:0538-31-7864



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一応・・・茄子

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明日の
水墨画の教室に向け
お手本描きの更に練習。

肉筆のお手本を描き
更に当日は皆さんの前で描くので
こればかりは何年経っても緊張するものです。

今でも覚えているのは
一番最初に皆さんの前で描いた時のこと。

視線が筆先に集中するのが分かるので
手や指の震えが止まらず冷や汗も止まらなかったもの。

後に師にその話をすると
「実力以上の姿を見せようと格好つけるからだな」
と二人で笑いながら「なるほどな・・・」と気付く自分が居たり。

それから何年も経ちましたが
未だ未熟の域は抜け出せないものですね。。。

という事で ・・・

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まだまだ未熟ですが
一応・・・茄子という事で。

習っている方だと分かっていただけるのですが
初めての方は「それなら簡単に描けそう・・・」と。

そうした声を
ふむふむと聞きながら
笑顔で描き続ける事も必要です。

そして
ただ描けるばかりでなく
分かりやすく説明できる事も必要ですので
それには何枚も何枚も描きつつ初めて描く人の立場に立って
頭の中で分解し説明を組み立てるという地道な作業も必要になります。

といった具合で黙々と練習し
当日は澄ました顔して描きながら
ワイワイといろいろな話しをしながら楽しんで描いていただくという。

お陰さまで今となっては
教室で皆さんとお会いする時が
自分にとっても楽しい癒しのひとときとなっております。

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一応・・・枇杷

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今日は教室の日で
写真は教室用のお手本描き。

何枚描いても
納得のゆくものは描けません。。。

頭では理解しているものの
体はその様には動かないので。

なので
先ずは体に覚え込ませる為に
ひたすらに描き込んでいきます。

そして
一応完成した
 「 枇杷 」

IMG_8646_convert_20130701224450.jpg 

あそことあそこが駄目で・・・
とダメ出しをしたらキリがありません。
 
そして
更に描き込んでいきますが
一応・・・枇杷ということで。。。

自分が失敗し上手く描けなかったところは
生徒さんも同じ様に失敗し上手く描けないので
失敗し克服してゆく為の体験談として説明する事ができます。

これがポイント。

もちろん
講師にもよりますが
あくまでも描けない人の目線で。

ただ上手く描ける
綺麗に描けるという事だけでは
人に教えるという事はでまずできません。

自分と生徒さん
共に成長してゆくのが理想であり
結果的に生徒さんに育てていただいている訳ですが・・・

その辺りの事も
師ともよく話しをしたものです。

かといって
まだまだ未熟者で。

個人的にも特別な
実に楽しく心癒される
浜松 富塚教室です。

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紫陽花

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水墨画のお手本描きで
練習紙に紫陽花をと。。。

割筆という方法を用いて
描いてゆくわけですが・・・

これがまた
なかなか難しく。

水や墨の含み具合
紙質等を考慮しながら・・・
などといったことは置いておいて
先ず体に覚え込ませる為ただひたすらに描き込みます。

とはいうものの
墨の含み具合などといった事は
描く前の筆作りの基本ですので。
 
ちなみに
お手本用の画と
作品とする画は異なります。

もちろん
教え方にもいろいろあるので一概には言えませんが
お手本はコピーや印刷されたものは一切使用せず全て手描き。
 
けれど
何十枚何百枚と描いても
納得のゆくものは描けません。。。

だからといって
それを疎かにしてしまうと
人前で描く時に先ず不安で手が震え
頭で描く様になるので訳が分からなくなってしまいます。

そういった意味では
常にプレッシャーが掛かりますが
そうこうしているうちに10年近くになります。
 
何の為に水墨画を描くのか
誰の為に水墨画を描くのか
水墨画を通じて何を学ぶのか
他にもいろいろと教えを今は亡き師(義理父様)より直伝されておりますが・・・

「10年経ってもこの程度か」
と叱られてしまいそう。。。

やはり
まだまだ未熟者。

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練習

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密かに行っている
水墨画の線の練習。

水墨画というと
山水画等の画を想像されるかと思いますが
その前にはこういった地道な練習がってこそ。

言われないと気付かないのですが
単調に見える一本の線の中にも濃淡滲み擦れを入れ表現します。

しかしこうしてみると
まだまだ未熟なのが分かりますね。。。

まだまだ
師の足元にも及びません。

同じ線を
何回も何回もひたすら描き続け
やっと何とか納得のゆくところの一歩に近づくのですが・・・。

実は
単に画が上手く描ければ良いというものではなく
水墨画という世界やこの日々の練習の中に何かがあり
そこに気付く気付かないかでその人の画が変わってきます。

他人と比べ
上手い下手ではなく
そこから何を学ぶか。

義理父様である
師から教えのひとつ。

ただひたすらに
日々精進するのみです。

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タグ : 東洋水墨美術協会鐵心水墨画精進

襖絵

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「 獅子図 / 鐵心 」

写真は
師でもある義理父様が
静岡県袋井市にある
曹洞宗 秋葉総本山 可睡斎
の襖に描いた獅子図です。

可睡斎とは
11代目の住職仙麟等膳(せんりんとうぜん)和尚は
幼い徳川家康とその父を戦乱の中から救い出しかくまいました。
その後、浜松城主になられた徳川家康は、親しく和尚を招いて旧恩を謝し
その席上でコクリコクリと無心にいねむりをする和尚を見て徳川家康はにっこりとされ
「和尚我を見ること愛児の如し。故に安心して眠る。
 われその親密のの情を喜ぶ、和尚、眠るべし」
と申されました。
それ以来、仙麟等膳(せんりんとうぜん)和尚は「可睡和尚」と称され
後に寺号も「可睡齋」と改められました。
また、仙麟等膳和尚の時代、徳川家康公の帰依を受けて
天正11年(1583年)に東海4ヶ国(駿河・遠江・三河・伊豆(一部))の僧録司となりした。
可睡斎HPより)

まだ私も若かりし頃
描いている最中にお邪魔させてただき
実際にこの目で見させていただきました。

襖を外し床に置き
その上から描き始めます。

驚く事に
下書きも無く一発勝負。

既に枠も付き
完成されている襖なので失敗は許されません。

それでもいつもと変わらず
淡々と描き続けついに完成となりました。

そして
もうひとつの図である

kasuisai1.jpg

「 牡丹図 / 鐵心 」

まさに圧巻です。

一度お聞きしたことがあるのですが
「義理父さん、こういうのを描くって大変じゃないですか?」
今思えば実に単純で失礼な事だったかもしれませんが・・・
義理父様は何も言わずいつもと変わらず穏やかにニコッと。

私個人の解釈ですが

「 静の中の動 」

実際に描いているところを
この目で見て空気を感じられる貴重な体験でした。

可睡斎では
各種体験や精進料理もいただけるので
その際にご覧になられてはいかがでしょうか。

実際に襖絵をご覧になられる際は
一度お電話されてからの方がよろしいかと思います。

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タグ : 一心人形の秀月鐵心袋井市可睡斎

シンプルが故に・・・

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秋の夜長といいますが
久しぶりに描き込んでおります。

描いているのは
基本でもある四君子の蘭。

一見簡単そうに見えますが
シンプルが故に難しい課題のひとつ。

お手本描きも含め
自分の基本練習にと
更に書き込んでいきます。

葉を描くだけでも
何十枚か分かりませんが
まだまだ納得がゆきません。

しかしながら
描き込むほどに線質が良くなり
更に良くなる様にと無心に描き続ける訳ですが・・・

秋の夜長に
一人ひっそりと愉しんでおります。

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イタリアにて

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こちらは
師がイタリアの教室で指導した時の
生徒さんの練習風景の一コマです。

国は違えど
水墨画に対する
美意識の追求は変わらないですね。

この様に
無心に一生懸命練習に打ち込む姿を見ると
なんだか感動してしまうものがあります。

とても上品なお婆様ですが
お歳は聞いてません。

しかし
いくつになっても趣味や
打ち込めるものがあるという方は
その姿を見るだけでも素適に映ります。 

美しいことや
芸術に国境はありません。

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魅せること

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こちらは
当協会のアメリカでの展示会の一部ですが
道具や印・作品にいたるまで独特の感性で展示されております。

個人的には
展示というものは演出であると思いますが
その見せ方によりお客様は魅了されます。

見せると魅せるの違い
簡単そうで実に難しい事ですが ・・・

写真のように印材ひとつにしても
アクリルケースに入れて
印にしても説明を添えて黒い額縁に入れ
説明文自体もデザインの一部にしてしまう
ほんの少しの工夫やアイディアでガラリと雰囲気を変えてしまう。

ある意味
見せる(演出)という事に長けているのだなと感じます。

見せ方=魅せ方

こういう感性が大好きで
私自身もこういう世界の人間でありたい感じます。

いっぽう・・・

単純に陳列して
プライスカードでは
大きな文字で値引きや安さをアピール・・・
・・・そういう業界はそれで有りかと思います。
しかし
我々の業界は
安さが売り世界では無いのですが・・・

それが
この業界にも後継者が無くなってしまう
ひとつの原因でもあるわけです。

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伊藤若冲

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「 若冲 」


こちらは
平成12年10月 京都国立博物館 特別展覧会の時の本らしいです。

少し前に静岡県立美術館での展覧会
「 伊藤若冲 アナザーワールド 」
こちらは仕事の都合で行けずとても残念でした。

ある晩いつものように帰宅すると
この本が何気なく置かれておりました。

特に若冲について話していた訳でもなく
我が家では話題にあがった事もなかったはずですが・・・

どうやら
妻が何処かで手に入れてきたようで
彼女も若冲に興味があったようです。
 
不思議な事に
見たいこと聞きたい事などがあり
それが何かの都合で不可能な事は多いのですが
自分自身に本当に必要な事となると忘れた頃に出会う事が多い気がします。

もちろん全てではありませんが
きっとこれも何かのご縁でしょう。

こういったものが
家の中にあるだけでも
心が豊かになりますね。

日々是感謝です。



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固定概念に縛られない

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私自身も
水墨画というものを描かせていただいているわけですが
水墨画というと日本では未だ地味なイメージがあるようです。

特に私の様な者が描いていると
「その歳で水墨画?」
と笑われてしまう事もしょっちゅう。

ま、それはいいのですが
写真は義理父様がイタリアに行かれ講習会を開かせていただき
イタリア人の方々が描かれた作品。

既に立派なアートです。

あちらでは「水墨画」という言葉が無いため
「SUMIE(墨絵)」と表現される事が多い様です。

イタリアで水墨画というものが
もの凄く認知度が高いという訳ではありませんが
水墨画の世界に興味を持たれ実際に描かれている方々は
我々日本人より日本の伝統や文化を理解しようとし
またそれらを楽しむという事を知っている様な気がします。

おかげさまで現在では
ドイツ・アメリカなど海外にも我々の会員様も増え
義理父様・水墨画の偉大さを実感するばかりです。

黒と白の単調な世界ですが
それがゆえに実に奥深いものです。

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