工房では
これから開催される各地の展示会に合わせ
各業者様より出品用の新作の人形のご注文や
既に三月・五月人形の来期用ご注文も入り始め
工房では慌ただしさが増しております。
上の写真は
五月人形に使われる金具のひとつ。
写真は金メッキを施したものですが
他に銀メッキやブロンズ・ニッケルメッキ等
様々な種類があり造るものにより全てを使い分けます。
( 他社さんマネしないでくださいね )
こちらは
五月人形に使われる
兜の吹き返しという部分です。
( 他社さんマネしないでくださいね )
特殊な専用工具(電動ではありません)で
その金具に合わせた大きさの穴を開けます。
そこにキチッと差し込んで
何工程かの作業をして止めるわけですが
これらの前後全ての作業が手作業です。
穴を開ける位置・角度・間隔等
全てそのものに合わせて手作業で調整し
ひとつひとつ丁寧に組み上げていきます。
( 他社さんマネしないでくださいね )
あえて必要な手間をかける。
お味噌汁でいえば
だしをしっかりとというところでしょうか。
だしは目には見えませんが
だしは無くてもお味噌汁はできますし
インスタントでも美味しいお味噌汁はできますが・・・
その見えないところでも手を抜かず
普通にキチッと手を入れることにより
そのもの自体に奥深さが出てきます。
効率化等で安価なものを目指すのでなく
3年5年10年後の先を見た本来の日本のモノづくりをと考えます。
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