当工房にて
個人的に兜を造る際に多用する
特徴的な形状の阿古陀(阿古陀形)鉢。
皆さんがよくご覧になるのは
丸い形の兜鉢かと思いますが
こちらは陀円に近い形状の兜鉢になります。
この兜鉢に庇(ひさし)や吹き返し
シコロ等を付けて兜を完成していきます。
戦国時代の美意識を感じますね。
当工房では一部の兜飾りを除き
あえてプラスチックの兜鉢は使用せず
より美しい質感を表すようにと鋳物の鉢を使用し
必要な場合はオリジナルの配合の塗装を施し創作をもします。
パッと見は気付かれない
裏方の地味な部分ですが
安価に作る努力をするより必要な手間は惜しまず
質の良い物を造り適正な価格でお客様にご提供させていただく。
それが長い目で見ると信用となり
何十年とお客様に愛され大切にされるものです。
こういう考えは現代では年々難しい生き方になりますが・・・
しかし
壇れいさんが案内する
「 手わざ恋々 和美巡り 」
美しい手わざに恋して 手わざを生みだす人に恋して。
日本人の職人の手わざと
彼らによって生み出された和の伝統美を飾巡る本物を愛する人たちの旅ガイド。
日本の伝統を受け継ぐ名匠の里へと旅し
美しくも愛おしい上質な手わざを丹念に取材し
職人の素晴らしい人なりとそして名品の数々を紹介します。
少なからずとも
応援して下さる番組があるという事だけでも救いですね。
詳しくは
「 手わざ恋々 和美巡り 」 をご覧ください。
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タグ : 壇れい手わざ兜飾り阿古陀日本の伝統