帰宅しても何かとする事が多く
その中のひとつに水墨画の練習があります。
だいたい深夜の時間帯になるのですが
一日の交感神経を鎮め副交感神経を優位にすべく
CDやラジオを聴きながら練習している事が多いですね。
気持ちを切り替えてリラックスして・・・
でないと画にその時の感情が表れますので。
その中のお気に入りのひとつが
落語家 柳家小三治さんの落語を聴きながらのひととき。
この歳で落語
と言うと驚かれる事が多いのですが
これが実に愉快でかつ奥深く引き込まれるものがあります。
落語の世界には詳しい訳ではありませんが
数年前にNHK「プロフェッショナル 仕事の流儀」という番組で
何気に観ていた小三治さんに惹かれてしまうものがありCDを購入。
本人の芸として
面白くもなんともなさそうな顔のまま最も面白いことを言う。
客に対して一切媚を売らずに飄々とした表情のままぶっきら棒にしゃべる。
本物の芸とは(無理に笑わせるのではなく客が思わず)「笑ってしまう芸」である。
だそうでこれだけでも惚れてしまします。
1976年 放送演芸大賞受賞
1981年 芸術選奨新人賞受賞
2004年 芸術選奨文部科学大臣賞受賞
2005年 紫綬褒章受章
と数々の賞を受賞され2010年からは落語協会会長に就任されたそうです。
深夜に部屋に閉じこもり
真面目に練習をしているかと思いきや
落語を聴きながら何やら「にそっ」としている事もしばしば。
もちろん本気モードの時は
いつの間にか周りの音も聞こえなくなり
ひたすらに自分の世界に没頭し練習し続け日付が変わる事もしばしばです。
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