開店準備に
小さな店舗の入口脇に置いた南天。
先日
浜北緑花木センターで購入し
母に鉢植えにしてもらったもの。
南天といえば
「難を転じて福となす」
という言葉がある縁起木。
そもそも
南天の意味を知ろうと思ったのは
数年前に新宮に住む師より送られてきた
美味しいみかんに添えられていた南天の葉。
その美しさ優しさに感動しました。
戦国時代には
武士の鎧櫃に南天の葉を収め
出陣の折には枝を床にさし勝利を祈ったそうです。
江戸時代になると
南天はますます縁起木として尊ばれるようになり
江戸の百科事典「和漢三才図会」には「南天を庭に植えれば
火災を避けられるとても効き目がある(現代語訳)」という記述があるそうです。
江戸時代には
どこの家にも南天が「火災よけ」として植えられるようになり
さらには「魔除け」として玄関前にも植えられるようになりました。
こうした習俗は
今も日本の各地に残っている様ですが
日本人として仕事柄としてもこうした風習は大切にしたいと思い。
あまりに目立たたず
隠れ家的で不合理な場所にある
素朴で小さな店舗ではありますが
知る人ぞ知るというお店にできればと。。。
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