京都迎賓館へ。
今回
所用で大阪・京都へ行く際
どうしても伺ってみたかった場所。
「入れるの?中を見れるの?」
と聞かれますが・・・警備はとても厳重で
撮影禁止の場所もありますが諸手続きにより見学可能ですので。
京都迎賓館は
日本の歴史・文化を象徴する都市・京都で
海外からの賓客を心を込めてお迎えし
日本への理解と友好を深めていただくことを目的に
平成17年(2005年)4月に開館した国の迎賓施設です。
日本建築の
長い伝統の粋と美しさを
現代の建築技術と融合させる
現代和風の創造を目指して設計されました。
東京にある
迎賓館赤坂離宮とともに
国公賓などの賓客の接遇の場としての役割を果たしています。
京都迎賓館は
築地塀を巡らされた品格ある和風の佇まいで
入母屋造りなど日本建築の伝統的な屋根の形式が組み合わされ
それぞれの技が用途にふさわしい外観を形成しています。
桐の間
桐の間は
和食を提供する「和の晩餐室」
最大24名までの会食が可能なこの部屋では
京料理でおもてなしをいたします。
食事中に
芸鼓さんや舞妓さんによる
舞や事の演奏などが行われ宴席に彩を添えています。
座卓は漆で
全長12メートル
漆の一枚板仕上げ。
座椅子には
蒔絵で「五七の桐」が描かれています。
釘隠や襖の唐紙などの各所に
「五七の桐」が見られますが、これは、明治時代より
日本政府の紋章として使用されているもので京都迎賓館の紋章でもあります。
奥には
吊香炉(つりこうろ)が。
「色絵鳳凰吊香炉」
八代 清水六兵衛作
美しい吊香炉と
贅沢な空間に惚れ惚れしてしまいます。
桐の間からは
この様な庭の眺めも。。。
藤の間
藤の間は
京都迎賓館で最も大きな部屋で
洋食の晩餐会や歓迎式典の会場として使用されています。
壁面装飾は
日本画の鹿見喜陌氏の下絵を基に綴織り(つづれおり)
の技法を用いて製作された織物で縦3.1メートル・横16.6メートル。
藤の間の舞台では
舞・能や琴の演奏。雅楽などが披露され
訪れた方々への日本の伝統文化を紹介しています。
写真には写っていませんが
舞台扉は截金(きりがね)で
人間国宝の故 江里佐代子氏の作。
ちなみに
こちらに敷かれている緞通(だんつう)も
素足や素手で触ることや物を置く事も禁止されていますので。
見惚れてしまった
檜扇 「大翳(おおかざし)」
林美木子氏 作
京都迎賓館の建設にあたっては
11種類の伝統技能者を活用しています。
また館内には
14種類の伝統技能を活用した多くの調度品を配置しています、
伝統技能者の技
大工(数寄屋)・左官・建具・表具・畳・錺金物(かざりかなもの)
漆・截金・庭園・石造工芸及び竹垣
伝統技能
漆・蒔絵・螺鈿・錺金物・鎚起(ついき)・鋳金・竹工芸
京指物・木象嵌・西陣織・羅織物・京繍・京組紐・七宝
日本人として
一度は見ておくべきところだと思います。
仕事柄
本物を見る事が大切ですので
是非とも伺ってみたかった京都迎賓館。
本当に
驚かされます。
是非とも
機会があれば
本物の日本の伝統美を
その目で見て感じ取っていただければと。
(建物全て触れる事は禁止となっておりますので)
あらためて
日本の伝統美の凄さを感じたひとときでした。
人形の秀月
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