祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり。
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらはす。
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。
たけき者も遂にはほろびぬ、ひとへに風の前の塵に同じ。
お世話になっている
とある職人さんとの会話で出てきた言葉です。
同業異業種に限らず
なかなか個性的な方が多くなった現代。
それが
常識をわきまえた上での事であれば個性ですが
常識をわきまえず個性と言う名の我が儘だったりする事が多かったり。。。
それは
仕事でも同じ。
そんな話をしながら
ふと出てきた言葉が
祇園精舎の鐘の声。
意味は
祇園精舎の鐘の音は「諸行無常」の響きがある。
沙羅双樹の花の色は、盛んな者も必ず衰えるという道理を示している。
おごり高ぶっている人(の栄華)も長く続くものではなく
まるで(覚めやすいと言われている)春の夜の夢のようである。
勢いが盛んな者も結局は滅亡してしまう、まったく風の前の塵と同じである。
正直
意味までは知りませんでしたが
こうして見ると「なるほどな・・・」と。
調べて直ぐに
「なるほど・・・確かにおっしゃる通りです。注意ないといけませんね・・・」と。
こういった事を
ただ教えてくださるのではなく
大事な意味は自分で調べなさいと
自分で調べ考えるきっかけも与えて下さるというのはありがたい事です。
簡単に
全てを教えてしまえば
相手の頭には残らず為にもなりませんので。
そういえばその昔
師に水墨画を習っている時によく言われました。
「メモを取るよりも真剣に聞いて忘れる前に練習しろ。
大概の人はメモを取るという行為に満足し頭には残っていない。
それに聞いている様で聞いていなくて見ている様で見ていないものだ」
もう
10年以上も前の話ですが。
最初に言われた時は
何を言われているのかサッパリでしたが
年月が経つにつれてその意味が身をもって分かる様になります。
そんな事も
思い出しながら
祇園精舎の鐘の声・・・
意味もさることながら
美しい日本語だなと。
人形の秀月
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