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雛人形・五月人形の修理

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オンラインショップ

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秀月オリジナルお名前立札

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公式ホームページ

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こども写真館 スタジオアリス

プロフィール

 一心 

Author: 一心 

人形の秀月
律院 俊惠会

*画像・文章等無断転載禁止*
*古物商許可証取得済*

( 店舗&工房 )
438-0083
静岡県磐田市富士見町1-11-16
電話/FAX:0538-31-7864



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京雛 大橋弌峰 正規販売店
京雛 平安寿峰 正規販売店
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映水作 市松人形 正規販売店
忠保作 鎧/兜/甲冑 正規販売店
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年末年始営業のご案内

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平素は格別のお引き立てを賜り誠にありがとうございます。

誠に勝手ではございますが
12月30日~1月4日
の期間を年末年始休業とさせていただきます。

1月5日(木)より
通常通り営業致しますので
お客様には大変ご不便をお掛けいたしますが
何卒ご理解の程よろしくお願い申し上げます。

12月30日 お休み
12月31日 お休み
1月 1日  お休み
1月 2日  お休み
1月 3日  お休み
1月 4日  お休み
1月 5日  11:00~17:00

伝えたい日本の心 美しい伝統
十七代目 人形の秀月

浜松・磐田・袋井・森町・掛川・菊川・御前崎・静岡で羽子板・破魔弓・雛人形・五月人形・鎧・兜・甲冑・鯉のぼり・市松人形なら・・・
 
         十六代目 人形の秀月


【店舗住所】 静岡県磐田市富士見町1-11-16
【電話】0538-31-7864
【営業時間】10:00~17:00
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      11月~5月毎週水曜日・年末年始等
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  遠くは静岡や名古屋からもご来店いただいております。
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浜松市中区のN様より五人囃子のお顔の修理

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浜松市中区のN様より
五人囃子のお顔の修理を承りました。

30年以上前のお雛様の五人囃子で
鼻と口が欠け頬が汚れてしまったのでとの事で。

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お預かりし確認させていただくと
確かに欠けてしまっていて頬も汚れ
可哀想なな表情になってしまっていました。

五人囃子というと
今ではなかなか見かけなくなってしまいましたが
こうしてみるとやはり昔のお顔は綺麗だなと思います。

今と違い
流行り廃りの無いお顔ですので
現在でも十分に通用するお顔で綺麗で表情もあり
当時の職人さんの腕の良さが分かりますね。

こちらのお顔は
素材が石膏のお顔となり
欠けた部分は盛って成形していかなければなりません。

成形するにしても
元の形が分からないのですから
痕跡から形を考え違和感のない様に成形しなければなりません。

そこは
現代の職人の腕の見せ所ですね。

一般的な石膏のお顔ですと
型がありそこに石膏を流し込んで成形するのですが
これらを本頭(ほんがしら)と呼びます。

今回の様に
欠けてしまった場合は
粘土と同じ様に全て手仕事で成形し仕上ていきます。

これも
熟練の職人技ですね。

そうやって
仕上がったお顔がこちら。

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鼻の形や鼻筋
唇の形や口紅の色まで
綺麗に復元する事ができました。

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横から見ても
ご覧の通りに綺麗に復元され
綺麗なお顔に戻りました。

頬の汚れも綺麗に取れ
新品の様なお顔になりましたね。

こうして見ると
彼女の表情も嬉しそうに見えます。

こうしたお顔の修理の場合
ただ盛って直すだけでなく
周りの30年以上経っている肌の色や
口紅の色を合わせる為に色を調合し馴染ませ
周りの肌の色と全く違和感の無い様に仕上ていきます。

お問い合わせをいただく中で
簡単に安く直せるかの様にご質問される方や
どれほどの修理が必要かも分からない状態で
おおよその修理代金を聞いてくる方がいらっしゃいますが
安さをご希望であればそういったより安く修理をしてくれるお店を選ばれるのがよろしいかと思います。

それにはまず
お買い求めいただいたお店にご相談される事でしょう。

きちんとした専門店であれば
親身になってしっかりと対応していただける筈です。

修理代金の場合は
基本工賃を掲げているお店もありますが
弊社の場合は拝見させていただき修理可能か判断させていただいてから
お見積りを取らせていただきご納得していただいた上で修理を承る様にしておりますので。

もちろん
全てが修理可能な訳ではなく
状態によっては難しい場合やリスクを伴う場合はお伝えしております。

なによりも
弊社は代々頭師として続く伝統工芸士が
ひとつひとつ丁寧に手仕事で責任を持って修理させていただいております。

つきましては
修理は混み合い手間も掛かりますので
修理完了までにお時間をいただいております。

今回のN様も
最初のお問い合わせは7月後半でしたので。

上記の様なご説明をさせていただき
お見積りをお出しした上で皆様ご納得いただきお任せいただいております。

N様この度は
誠にありがとうございました。

綺麗なお顔に戻り
表情も前よりも良くなり嬉しく思います。

これからもどうぞ
末永くお飾り下さい。

また何かございましたら
お気軽にご連絡くださいね。

現在修理でお預かりしているお客様につきましては
順次完了次第お送りさせていただいておりますのでもうしばらくお待ちください。

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特注品 徳川家康公 秀月オリジナル 着用兜制仕上げ

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先日の
特注品 徳川家康公 秀月オリジナル 着用兜制作中
ですが本来であればお雛様に集中している時期ですが
ある日に間に合わせたいので急ピッチで進ませております。

そして
いよいよ仕上げの段階。

先ずは
吹き返し部分に付ける
徳川家康公の家紋である葵の紋を。

手と比べると
かなり大きい事がお分かりいただけると。

作りも
一般的には平面の物が多いのですが
特殊な技法で立体的な作りとなっております。

もちろん
プラスチック製ではなく
特殊素材で質感も重量感があり
鍍金もこだわり丁寧な仕上げで高級感を持たせたもの。

ですので
この家紋だけでも
徳川家の存在感が強いかと思います。

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その家紋を
吹き返しのどの位置に
どの角度で付けるかを決めていきます。

この時
付ける位置で見え方や映え方が
全く変わってしまうので神経を使うところですね。

もちろん
左右対称でなければなりませんが
その前の段階の仕事をきちんと丁寧にこなして仕上ていれば
何の問題も無く簡単に左右対称に取り付ける事ができます。

ひとつひとつの仕事を適当にしていると
こういった最後の仕上げの段階で誤差が出てくるので
全ての工程の仕事を丁寧にする事が大切ですね。

次の仕事の為に
丁寧な仕事をする。

結果的に
その仕事は早くなる。

これが
職人の仕事のひとつです。

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次に
家康公のシンボルともいえる歯朶の葉の前立(しだのはのまえたて)てですが
それぞれ兜の大きさに合わせ何種類の大きさがあります。

さらに
素材等の違いも含め種類が増え
それぞれ使い分けていきます。

今回は
一番大きなサイズでいくのですが
前もって上の写真をご覧いただき
どちらがお好みかお聞きしましたが
「全てお任せします」とのことでしたので。

この様に
私が制作している製造元ですので
時と場合によってはお客様にお選びいただく事も可能です。

その場合
もちろんそれぞれバランスを
きちんと整えて制作していきますのでご安心ください。

これが
本当の意味での
製造元の強みですね。

写真の歯朶の葉の前立てですが
左が木彫り金箔押し
右が真鍮製純金鍍金。

どちらも高価なもので
作りもそれぞれアジがあるものですので
どちらを選んでもまず間違いはありませんね。

木彫り金箔押しですと

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厚みもあり
自然の木の風合いからか
温かみも感じる様な仕上がりとなっております。

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金箔も
特有の落ち着いた
上品な美しさがありますので
こちらの前立てを好まれる方も多いですね。

そして
真鍮製純金鍍金の場合ですと

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鍍金を艶のある部分と
そうでない部分を使い分けます。

艶のある部分は磨き金と言って
バフで徹底的に磨き上げ映り込みが出来る美しさまで。

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この部分は
獅噛(しかみ)と呼ばれる部分で
眉を寄せ口を開き牙をむき出した恐ろしい形相の鬼神面や顔をしかめた鬼や獅子の面をいいます。

いわゆる
魔除けの意味。

この獅噛は
メーカーや作者によって異なり
本来の意味を成していない獅噛を見かけますが
そいった作りの鎧や兜は見るだけでスルーされた方が賢明です。

そして
使用する歯朶の葉の前立ても決め
それぞれを取り付けて最終的な微調整をし
バランスを整えて仕上がりです。

仕上がりまでに
手仕事ですので日数は掛かってしまいますが
特注品でありながらも納得のできる仕上がりとなりました。

しかし
納得はできても
満足はできないんですね・・・

それも
職人故の事でしょう。

全体像は
後日実際に納め展示させていただいてから
写真を掲載させていただきますので。

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高級つまみ細工 髪飾り

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近頃
お正月の羽子板飾りでは
つまみ細工や髪飾りが羽子板に取り付けられ
ケースの中に入り売られているものを見かけます。

当店でも
お問い合わせをいただきますが
当店の場合ですと秀月認定の女性つまみ細工作家が作り
羽子板としてではなく高級髪飾りとしてご案内させていただきます。

もちろん
全て作家の手作りですので
ご覧いただくとクオリティの違いは明らかかと。

使用する反物選びから
材料選び・デザイン・制作まで
彼女一人で行っております。

ちなみに
つまみ細工普及協会本部認定講師。

お母様は
秀月認定の秀月オリジナルの
高級つるし飾りを作る作家さんで
親子で作家活動をしているという女性作家の家系。

おばあちゃまは
弊社の腕の良い内職さんで
大変お世話になった方でもあります。

そんな彼女が創る
つまみ細工の高級髪飾り。

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七五三から成人式
結婚式の髪飾り等を制作し
全てフルオーダーメイドですので
時期になると予約が取れないどころか手に入らないという状況も。

これも
全て本人の手作りだからこそで
数が出来ないという希少価値ですね。

お打ち合わせで
オリジナル髪飾りも制作可能となっておりますので。

これも
彼女のこだわり。

よくある某国製ではなく
完全日本製ですのでご安心ください。

これは
秀月オリジナルの
高級つるし飾りも同様です。

他にも
こういった作品や

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こんなに可愛らしい
うさぎヘアクリップまでも。

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実際に付けると
こんなに可愛らしく。

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ちなみに
彼女には二人の女の子のお子さんがいらっしゃるのですが
もの凄く可愛らしくてモデルさんの様で。

そのお子さんたちの羽子板や
お雛様も当店でお選びいただいており
お姉ちゃんの時には清水久遊の一点もののお雛様に特注の金屏風を制作し
特別な一点もののお飾りとしてご用意させていただきました。

その時の記事は
愛知県豊川市のY様と有職雛

愛知県豊川市のY様より嬉しいお便り

をご覧ください。

そして
妹さんの時には
これまた特別に平安寿峰作
稚児人形をご用意させていただきました。

その時の記事は
愛知県豊川市のN様は二人目のお子様に稚児人形 平安寿峰作
この稚児人形も大変珍しく貴重です。

愛知県豊川市のN様は可愛い姉妹で清水久遊と平安寿峰の豪華なお雛様

をご覧ください。

とても豪華な組み合わせのお飾りで
シンプルですが高級なお飾りの良い例です。

この子たちも
健やかに元気に育っている様ですので嬉しいですね。

当時はまた小さくて
入り口の名物の獅子舞を見て
「怖い!」と大泣きしてしまったものですが・・・

そんな彼女も立派なお母さんになり
つまみ細工作家として頑張っています。

仕事もセンスの良さも抜群な彼女ですが
これからの彼女の創作活動にも期待したいですね。

そしてもっともっと成長し
世に羽ばたいてほしいと思います。

決して価値を下げることなく
その価値をきちんと伝えていき
作家さん成長を応援し守る事も必要だと考えます。

これが本物の
つまみ細工というもの。

人形の秀月は
彼女のつまみ細工作家としての創作活動を応援します。

彼女の作品につきましては
下記の無料メール相談はこちらより
お気軽にお問い合わせください。

大量生産等の話しを持ち掛け、安く仕入れようとする業者等の問い合わせ等は作家を守る為にも秀月として固く禁じます。

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特注品 徳川家康公 秀月オリジナル 着用兜制作中

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工房では
私が黙々と特注品の徳川家康公の着用兜を制作中です。

兜鉢には
お馴染みの30号という大きさで
十八間の鉄片を一枚一枚丁寧に矧ぎ合せ星を植えた
見た目も美しくどっしりとした重量感もある本格的な矧ぎ合せ鉢を使用。

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ちなみに
一般的に売られれているのは
23号・25号という小型でオールプラスチック製が殆どです。

小札は渋く黒小札とし
威し色は昔から魔除けの色とされる
赤糸威しに裾には三色という糸を使用し
最後に紫糸を使用し見た目にも引き締めていきます。

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今回は共吹きといって
吹き返しと錣(しころ)が一体化されたもので
威し数も多くなり扱いも難しく高価なものとなります。

赤というのは
お雛様も同様で赤毛氈の赤は
昔から魔除けの色ともされていました。

裾の紫糸も
昔から高貴な色として使用されております。

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この吹き返しの表板も
金の覆輪巻きから全て手作業で作るのですが
それを小札に留める為に飾り金具を使用しひとつひとつ手で留めていきます。

この飾り金具は菊飾りともいいますが
この菊飾りの菊が潰れてしまわない様
絶妙な力加減で押さえて留めていきます。

こういった事は
機械では不可能な事ですので
全て手仕事となります。

この挟んでいる工具も
もう50年以上前の工具で
年季も入り私より年上にもなりますね。

ちなみに
写真の吹き返し部分だけでも
製作に10工程以上かけられているのですが
一般的に多く出回っている兜はこういった工程が省かれ
安価に作られているのですが派手に見える様に作られているので高値で売られているのが現状です。

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裾には
秀月オリジナルである
牡丹柄の金具を使用し飾ります。

そして
各部分をつなぎ留めていくのですが
この時に使用するネジというのが幾種類もありまして。

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この様に
長さや太さや柄等が全て異なり
各場所によってそれぞれ使い分けていきます。

この写真で
お気付きになられた方は通かと思いますが
右と左で色が違うのがお分かりになりますでしょうか。

もっと分かり易く見ると・・・

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明らかに
金の色の違いがお分かりになるかと思います。

これは
素材と使用している金鍍金の違いで
右がアルミに金鍍金
左が真鍮に純金鍍金。

部品の単価からすると
何十倍以上もの違いがあります。

パッと見ですと
右のアルミに金鍍金の方が黄色みも強く
派手に見えますので素人の方(一般の方)に好まれますね。

量販店等で
オールプラスチック製の
作者が分からない様な商品には
金具類も安価にする為にアルミ製の金具が多用されています。

けれど
見た目は派手になるので
お値段は極端に安いか逆に高めに設定し値引きの対象になっている事が殆どですね。

いわゆる
素人受けがいいというパターンです。

左の真鍮に純金鍍金は
派手な煌びやかさはありませんが
大人しくも上品で美しく輝きも全くことなりますので。

素材も真鍮ですので
ネジを切る時にも相当な力を必要とし
非効率にもなりますが見た目も仕上がりも格段に美しくなりますね。

こういった金具類も使い分けですが
金具ひとつにしても妥協せず黙々と手作業で創っています。

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そして
兜鉢に取り付けた状態がこちら。

かなり
兜らしく見えてきたかと思いますが
まだまだ完成ではありません。

機械で
ポコポコ作ってしまう量産型の兜とは異なりますので
どうしても時間と手間は掛かりますね。

しかしその分
完成度の高い兜が仕上がりますので。

これは
鎧や人形でも全く同じ事が言えますね。

機械よりも勝ってしまうのですから
自分で言うのもなんですが日本の職人技って凄いなと思います。

国内では
私の親戚である甲冑師の「忠保」を含め
頑張っている職人さんは少数ながらも残っています。

どこぞの適当な作者名を付けた
安価な量産品に負けない様に
世界に誇る日本の職人として頑張りたいですね。

さてここまできたら
前立てやらの金具類を取り付けていきます。

これも
全て目算で位置が決まっていますので
どこでも良いという訳ではなくバランスが取られた最適な位置が決まっています。

この時に目算とありますが
毎回位置を測っている様では時間のロスが生まれます。

全ての大きさや位置は決まっていますので
手で持って目で見た瞬間に「ココだ」というのが分からなければなりません。

これも職人技?のひとつかもしれませんが
同じことを繰り返している訳ですのでパッと見て一瞬で分かるようになりますので。

今までの経験上
それで100%まず間違いはありません。

違和感を感じる時は
何かが間違っていたりズレている時。

こういった事の積み重ねで
職人とは非効率な事でも仕事は早い訳です。

そして
次の仕事に取り掛かりますが・・・
この先は次の記事でという事でお楽しみに。

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秀月オリジナル お名前立札(木札) オルゴール付 家紋入り

お名前立札01

高さ:約120mm 幅:約180mm 厚さ:約20mm 
8.500円(税込)

毎年ご好評いただいております
秀月オリジナル オルゴール付 お名前立札(木札)。

既に
お問い合わせご注文も
多くいただいております。

美しい木目を生かし
適切な大きさと厚さで
重量感と高級感を持たせ
裏面には手巻き式のオルゴール付。 

女の子用には
「ひな祭り」の曲を可愛らしく華やかに。

男の子用には
「鯉のぼり」の曲を可愛く元気に勇ましく奏でます。
 
お名前立札02  

家紋は染め上げ
お名前と生年月日は筆書きと
印刷とは異なり「あじ」のある丁寧な仕上げ。

お名前立札03  

ブログ等に掲載させていただいて以来
全国からお問い合わせやお買い上げをいただいております。
 
お雛様は他店でご購入され
立札は当店でご購入されたり
二人目のお子様用にと立札のみご購入される方も。

もちろん
どの様なお客様でも
ご注文を承っております。

流行りの名前旗も可愛いですが
やはり昔ながらの木札をご希望される方は圧倒的に多いですね。

似たようなものが出回っておりますが
板が薄かったりオルゴールが付いていなかったり
印刷であったりレーザーで焼いてあったり。

秀月オリジナル オルゴール付お名前立札は
使用される木もきちんと厳選し厚みを持たせてあり
お名前と生年月日は木に墨で手書きという昔ながらのシンプルな方法ですが
これが実に美しくよく映えるのもので年月が経つと木が良い感じに変色し
年月が経てば経つほどに「あじ」のある立札となりますので。

四角にも意味があって
昔から「角を取る物ではない。欠けると縁起が悪い」とも言われ
角を欠けさせない四角でお作りしております。

この立札をお飾りの横に置くと
不思議とお飾りに高級感や重厚感・上質感が出るので
お買い求めいただいたお客様には大変喜ばれております。

そして
オルゴール付というのが
とても喜ばれますね。

こちらの立札
ご注文から完成しお手元に届くまで
約2週間程のお時間をいただいております。

それぞれ
3月3日・5月5日の間近になりますと
混み合いますので余裕を持ってのご注文を。

こちらは
ご購入後に封書をお送りいたしますので
同封されてる家紋帳をご覧いただき家紋をお選びいただいて
お客様ご自身でご家紋名とお子様のお名前・生年月日を記入いただき
ポストに投函してから約2週間程となっておりますので。

秀月オリジナル オルゴール付 お名前立札(木札)のご注文は
コチラ
よりどうぞ。

伝えたい日本の心 美しい伝統
十七代目 人形の秀月

浜松・磐田・袋井・森町・掛川・菊川・御前崎・静岡で羽子板・破魔弓・雛人形・五月人形・鎧・兜・甲冑・鯉のぼり・市松人形なら・・・
 
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黒船どらやき QUOLOFUNE DORAYAKI つゆひかり

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大切な人からいただいた
黒船 どらやき。

黒船のコンセプトは
「真」の味を「真」の心で。

東京自由が丘に本店を構える
カステラを中心に展開する菓子店で
素材が本来持つ力と自社で培われた技術で作られています。

素材について
黒船のお菓子はシンプルで
だからこそ素材にこだわったもの。

黒船の原材料は
卵・水・砂糖・牛乳・水飴で
産地にこだわり安心・安全を。

デザインについて
黒船のお菓子とシンプル且つ大胆な表現のパッケージ。

これら両者のコントラストこそが
黒船を黒船たらしめるデザインコンセプトの特徴で
ロゴタイプと黒白2つの色、これらのみを用いて黒船の世界を表現。

こういったこだわり
好きですね。。。

いただいたのは
そんな黒船どらやき。

黒糖の自然な甘み、北の大地で穫れた小豆、
もちもちっとした口あたりのくろいどらやき。

パッケージは「お菓子を丁寧にお包みする」という行為にこだわり
その機能のみを「美」とするシンプルなもの。

適度にハリをもたせた紙に
焼印調に表現した“DORAYAKI” の文字が刻印されています。

ひとつひとつ人の手で包装しています。

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職人が毎朝一枚一枚丁寧に焼きあげるどら皮は
その日の気温や湿度によって水分量や火加減を調整。

黒船どらやき特有のもちもちっとした食感は
こうした職人の経験や繊細な技によって生み出されているとのことで。

北海道十勝産小豆を使用した風味豊かな餡を
沖縄産黒糖が入ったすっきりとした甘さの皮で包み
自然の恵みを受けて育ったさとうきびを使った黒糖は深い味わい。

独自に配合した餡は甘さ控えめで
あずきの風味とコクを引き出し皮には程よい弾力を与えるためもち米粉を使用。

上質な素材だけでつくり上げたどらやき。

それが
黒船どらやき。

黒船どらやきは
ほかにはない半月型。

女性やお子様にもお召し上がりやすくなっております。

この繊細な職人技と
素材へのこだわりは
期待が高まりますね。

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自然の恵みを受けて育ったさとうきびを使った
沖縄産黒糖が入ったすっきりとした甘さの皮は
個人的にも黒糖が好きなので黒糖好きにはたまりません。

皮は
程よい弾力を与えるため
もち米粉を使用しているとの事なので
もっちりとした独特の食感で思わずニヤッとしてしまいます。

独自に配合した餡は甘さ控えめで
あずきの風味とコクを引き出されたもので
確かに黒糖を使用した皮と餡で甘すぎないかなと思いましたが
餡は甘さ控えめですので皮とのバランスも良くいくつでも食べれてしまいますね。

シンプルに
「美味しい」
と感じられるどらやき。

このどらやきに合う飲み物は・・・
といろいろ考えましたが
紅茶も合うしコーヒーも合うし緑茶も合うし。。。

結果

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袋井市西村農園さんの新茶 つゆひかり
をチョイス。

見事正解でした!

冷え込んだ夜に
美味しいどらやきと
お気に入りの温かいつゆひかりで至福のひとき。

今後の事業計画を考えるつもりが
ひとり束の間の幸せな気分に浸っています。

黒船さんの詳細は
黒船 公式ホームページ
をご覧ください。

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木目込み人形のお顔

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真多呂作木目込み人形 蘭陵王(らんりょうおう)

ここ数年
流行りの木目込み人形ですが
よくお客様に「木目込み人形の目ってどれが良いのですか?」
とご質問されます。

ここ数年で流行りだしたお顔は
入り目などとも言って目玉が入っているお顔。

お飾り自体がコンパクトで
小さなお飾りとして可愛いと好まれている様ですが・・・

先ずは
歴史からお分かりになった方が良いかと。

約280年の歴史のある木目込み人形。

江戸元文年間(1736-1741)
京都の上賀茂神社に仕えていた高橋忠重が
神具の柳筥を作った余材に木彫りをほどこし
そこに溝を堀り神官の衣裳の端裂をきめこんだ人形を作りました。

柳の木の風合いを活かした小ぶりの人形は
「加茂人形」「柳人形」とも呼ばれ評判を呼び
後に江戸においても大いに珍重されました。

これが
木目込み人形の始まりと言われています。

現在の木目込み人形は
明治以降様々な変化を経て発展したもの。

東京の人形師
吉野栄吉が京都から木目込み人形の技術を持ち帰り
これに改良を加え現代木目込み人形の基礎を築き上げたもの。

さて本題の目ですが
約280年の歴史を持つ木目込み人形ですが
やはり伝統的な書き目をおすすめさせていただいております。

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伝統的な上品なお顔立ちには
やはり伝統的な書き目がよろしいかと。

約280年間続いてきたお顔ですので
流行り廃りもなく美しいお顔としてみなさん選ばれますね。

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木目込み人形をご存知の方であれば
間違いなく書き目のお顔を選ばれていきます。

当店でも
100%書き目のお顔ですね。

これらは
専門用語で言うと
面相書き(めんそうがき)というのですが
これも熟練の職人技が必要となってきます。

大人顔や幼顔といったお顔の形の違いで
書き目の入れ方も変わり表情に変化も出てきます。

何気なく入っている書き目ですが
素人では先ず書くことができませんので。

入り目にも
入り目の可愛らしさはあると思うのですが
正絹でも本金・本金佐賀錦・帯地等といった
美しく上質な裂を使用した木目込み人形となると可愛いお顔ではお顔が負けてしまいます。

やはり
これもバランスですね。

作家物となると
このバランスが絶妙にとられていますので。

ちなみに
桐塑頭(とうそかしら)といった昔ながらの素材と伝統技法で
製作された入り目のお顔の木目込み人形があるのですが
型もなく手で練り上げて目、鼻、口などは小刀で手彫りで仕上げるので
個人的には「これは表情も世界観もあって良いな」と思った入り目の木目込み人形です。

こうした事を参考に
木目込み人形選びに役立てください。

少し
木目込み人形の見方も
変わるかもしれませんね。

やはり
280年続くにはそれなりの理由があるものです。

ここ数年
大幅値引きをうたう店で
真多呂人形の雛人形・五月人形をお買い上げいただいたお客様から
「届いた人形に難があった」というご報告が増えております。

格安店での保管や発送に問題があったため
雛人形の手などが欠けて届いたり
「修理・交換は受け付けられないと言われた」などのご相談をお寄せいただいております。

節句人形は一生に一度の縁起ものです。

アフターケアまでしっかりと責任を持つ
必ず信頼のおけるお店でお求めください。

十七代目 人形の秀月は
真多呂作 木目込み人形 正規販売店でございます。

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特別御優待券・しずおか子育て優待カードのご案内

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人形の秀月Webサイトをご覧いただいた皆様に「特別御優待券」をご用意しました。
ご来店ご購入時にこちらの画面をご提示下さい。

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しずおか子育て優待カード協賛店ですのでご利用いただけます。

・本券にて店頭表示価格より特別価格にてご優待いたします。
(一部対象外の商品もございます)
・本券は十七代目 人形の秀月のみの有効となります。
・ご来店の際にあらかじめ本券の画面をご提示ください。
・本券の提示の無い場合は一般扱いとさせていただきます。
・口頭での受け付けはいたしませんのでご注意下さい。

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お雛様選びはお店選び

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お雛様を選ぶにあたり
様々な選び方があるかと思います。

何よりも重要な事は
間違いなくお店選び。

そのお店の選び方とはいっても
「いったい何と基準に選んだらいいの?」
となるかと。

もちろん
それぞれのお客様が昔からご贔屓になさってるお店であれば
信用も間違いないという事でしょう。

今年初節句で
「初めてなんだけど何処で選んだらいいの?」となった場合や
「以前他所で選んだけと・・・どうもイマイチで・・・」
となった場合。

先ずそのお店が
もともと何のお店であるかという事は重要なポイントのひとつ。

ことわざで
「餅は餅屋」
という言葉がある通り。

人形屋であったり量販店であったり。

私ども秀月は
代々人形師として人形を創っています。

なので
お飾りを完成させるにも
お人形が主役である事をわきまえているので
お人形がより引き立つ様にお人形を中心にお飾りを仕上ていく訳です。

こういう考え方は
何代か続いている老舗人形専門店であれば
基本として先ず同じ様な考えでしょう。

なぜなら
昔は赤毛氈の七段飾りが主流でした。

赤毛氈とスチール段は
よほど特別な物でない限り部品としても高くても知れています。

嫁入り道具やお道具類も
作家物であったり漆塗りであったりと
特別な高級品でない限り金額の違いはさほどありません。

ただし
御殿は別格です。

そうすると
必然的にお飾りの中でお金を掛けるべきところはお人形になります。

各人形屋さんは
他店と差別化する為にオリジナルのより良い人形をと
全国の製造元・作家さんの元へ走り競い合ったものでした。

なので
お着物にしてもお顔にしても
今ではとても買えない様な綺麗で美しく
豪華で高級なものが多かったものです。

今はそういった物は
お金を出しても買えないものが多いもので。

私も小さい頃
とある作家さん元へ一緒に連れていかれ
そこは押し入れに金襴などの反物がいっぱい詰まっていて
その中から反物を選んで特注品のオリジナルを作っていただいた事を覚えています。

部屋中反物だらけで
昔ながらの木製の一枚板の机があり
糊仕事をしている横で選んでいました。

その作家さんは丁寧な仕事で
女性らしい上品なお雛様を作りましたがその時すでにご高齢で廃業されてしまいましたが。。。

あと特注品として
金襴の織元へお願いし
秀月という名を裂に織り込んで
それをお着物としてお雛様に着せ付けていました。

現在
そのお雛様をお持ちであれば貴重です。

そして
赤毛氈というとどこも同じように見えますが
弊社の場合ですと美しい鳳凰の刺繍を入れたり
十五代目 十六代目 人形の秀月と豪華に刺繍を施し高級路線で差別化していきましたね。

飾り段にしても
十五代目が考案した能舞台を取り入れ
より豪華に夢のあるお飾りに仕上げていました。

人形は
現在よりも2倍以上大きいので
まさに絢爛豪華で見栄えどころか
見応えのあるお雛様でしたね。

もちろん
お顔は秀月オリジナルのお顔で
「秀月さんのお顔が一番いい!」
と現在でも当時のお客様が来ていただいております。

その当時は
それぞれそのお店のお顔というものもあり
特徴があったものですが現在では流行りのお顔というと
どこもそのお顔を使い始めるのでネットや広告やチラシを見てもどこも同じに見えてしまうのが残念です。

小道具といえば
秀月オリジナルで象牙というものもありました。

こうした事なども含め
当時の秀月の七段飾りは30万40万50万それ以上が普通でしたので
現在でもお持ちの方はそれだけ高価なお雛様をお持ちという事です。

もっとさかのぼると
御殿(ごてん)というものをご存知の方もいらっしゃるかと思いますが
現在では作れる専門の職人さんが居なくなり新たな製作は不可能に近く
あったとしても人形専門店といえど組み立て方が分からないというのがほとんどですので。

数年前に当工房で御殿の修理を承りましたが
何か月もお預かりし完璧に修復させていただいた事も秀月の誇りのひとつです。

そして
昭和60年前後から
徐々に赤毛氈の七段飾りから
赤毛氈の三段飾り木製の三段飾りへと変わってきます。

それでもまだ
お飾りの間口(幅)が135cm前後の大きさで
120cm・90cmが主流で選ばれていましたね。

この辺りから
木製の飾り台が主流になりつつ
台・屏風を製造する業者が様々な台・屏風を製造する様になり
ひとつのお飾りに対する金額の掛け方の比率が変わってきました。

そうなると
だんだんと台や屏風が目立つ様になり
お人形よりも主張する様になってくるんですね。

例えば
人形店が10万円のセットを仕上る場合
赤毛氈とスチール段でしたら部品代が5万円で済むのが
木製の台・屏風ですと部品代が10万円になってしまう訳で
今までお人形に15万円かけられていたのが10万円になってしまう訳で。

上記は極論ですが
それだけ台と屏風がお洒落で高級化され
お飾りに対する金額の比率が変わってしまってきているのが現状です。

そうなると
もともとが台や屏風の製造元だったところが
自社の台や屏風に人形を乗せて売ればいいとなり
主役が変わってしまっている事が殆どです。

台や屏風屋さんも
努力してとても美しく綺麗な台や屏風を製作しますので。

これも腕の良い老舗の屏風屋さんとなると
シンプルな金屏風ひとつにしてもとても美しい金屏風を制作し
お人形を引き立てより高級感をもたらすので多用させていただいています。

これも
代々続く職人技が成せる事です。

しかし
某国製のものも多く出回っていますので注意も必要ですね。

お飾りを正面から見て見える面積がお人形より大きい分
お客様からすると一番目に入るのが台であったり屏風であったりするので
お人形よりも台や屏風の方に目がいってしまいがちですが主役はお人形である事をお忘れなき様に。

もちろん
そういった台・屏風の製造が発祥のお店でも
よく聞く老舗の人形専門店であれば
そういった事も理解しているのでお人形の品質も間違いなく高いです。

当店も含め
何代か続いている全国の老舗人形専門店は
売る事も大事ですが伝える事の方が大切であると理解していますので
売れるから・儲かるからといって後から参入してきた異業種とは考え方が全く異なりますので。

特に量販店は
みさなんもご存知の通り
読んで字の如く量販ですから
質より量で歴史や伝統・価値は関係なく安くて売れて儲かればいい
といっいた考え(異なるところもあるかもしれませんが)が多い様ですので。

商品の違いは
実際に見比べていただければお分かりになるかと。

それが良いのか悪いのかは様々ですので判断できかねますが
我々の業界は歴史や伝統を重んじ売る事よりも伝える事だなと思います。

そして
職人さんや作家さんを大事にする事。

値引きや安さを売りにしているという事は
その値引きや安さでも充分利益が出る様にしてある訳です。

さすが
商魂たくましい商売人ですね。

しかし
やたら値引いたり安くしてしまうと
その職人さんや作家さんの価値も下げてしまいます。

そうすると
「あの作家の商品は安物」
と判断されてしましますので。

なかには仕入れの際に
実際に当工房の卸しでもありましたが
「数を買うからもっと安くしろ!それが当たり前だ!!」
とはじまり職人を苦しめている事もあります。

ボタンひとつ押して
機械で出来上がってくる物とは異なり
全て手仕事ですので手や身体がボロボロになるどころか
「自分たちが一生懸命作った作品がそんな価値でしかも値切り倒して・・・」
と精神的なダメージの方が大きいものですので。

商売人にはかないませんね。。。

小売りの場合では
極端に値切るお客様がいらっしゃるのですが
工房から十六代目の父が前掛けをして出てきて
「お客さん、私たちが一生懸命創った人形です。職人を泣かせんで下さい」
と静かにひとこと言って去るとお客様は何も言えなくなり納得して選ばれていくものでした。

それ以来
そのお客様もずっと当店をご贔屓にしてくださり
身内やご親戚・お知り合いに初孫が産まれると当店に連れてきてくださいました。

これこそ
製造元・職人・人形師としての
信用と重みが発揮された瞬間です。

人形の秀月は
商売人ではなく職人・人形師の会社です。

口下手で綺麗ごとや
お世辞や無責任な売り文句は言えませんが
その分商品(作品)でお客様にご納得お喜びいただき
可愛いお孫さんやお子さんの初節句のお祝いのお手伝いをさせていただきたいと考えております。

これが
人形の秀月が大切にしている
「伝えたい日本の心 美しい伝統」です。

伝えたい日本の心 美しい伝統
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