東京都練馬区のK様より
友禅鯉 単品鯉をお選びいただきました。
K様はお祖母様で
最初当店のブログをご覧になってのお問い合わせでした。
「30年以上前の鯉のぼりなんですが家にあって・・・鯉のぼりの種類も分からなくて家にあるのは1.5mの吹流しと赤鯉なんです。その鯉のぼりに足したいのですがどうしたらよろしいでしょうか」
というのが最初のお電話でどうやらお家の中にお飾りされるそうで。
鯉のぼりの箱は無く
いただき物で何処で買ったかも分からなく
何処の何の鯉かも分からずどうやって鯉を足したら良いかも分からずで困られていました。
こういう場合は
丁寧に細かく聞かねば分かりませんので
「〇〇に〇mとか書かれていませんか?」
といった具合にお聞きしていきます。
K様は
メールは出来ないとの事ですので
全てお電話での対応となりました。
先ず
30年以上前の鯉のぼり
という事と鯉の特徴などをお聞きしながら
数あるメーカーや鯉の種類の中から鯉を絞っていきます。
当時の事を考えると
メーカーは何社かありましたが
鯉の種類は絞られてきますので。
素材や特徴をお聞きしながら
おおよその目星をつけ友禅鯉と見ました。
吹流しと赤鯉が1.5mという事で
その下に青鯉と緑鯉と足すというと通常だと1.2mの鯉になります。
しかし
友禅鯉ですと
1.5mの下は1mしかありませんので
その旨をお伝えし1mの青鯉と緑鯉をという事で。
そこでK様は
「吹流しと赤鯉も新品にした方がよろしいでしょうか・・・」
と聞かれてきましたので
「大丈夫ですよ。古くても立派な吹流しと赤鯉です。なによりも贈られた方の気持ちが入っていますし、30年という歴史が風合いとして表れているので。新品にするのはお金を出せば簡単ですが、その30年という風合いはいくらお金を出しても出ませんので僕ならそのままにします」
とお伝えするととても喜ばれていました。
心のどこかで
同じ事を思われていたんですね。
そして
「お父さん鯉がいないからお父さん鯉も買わせていただこうと思うのですが、どうしたらよろしいでしょうか・・・」とおっしゃられたので
「通常黒鯉は赤鯉よりも大きいのですが、吹流しと赤鯉が1.5mですので黒鯉も1.5mで揃えられたらどうでしょう」
「変じゃないでしょうか・・・」
「全然変じゃないですよ。むしろ吹流しより大きくなる方が違和感がありますし、何よりもお飾りされる方の気持ちが一番大切ですから気にされなくても大丈夫ですよ」
というやり取りでお選びくださしました。
数日後お電話があり
「無事に届きました!ありがとうございます!!全く同じ鯉でした。ほんと嬉しいです。〇〇(私の名前)さんに相談させていただいて本当に良かったです。実は浅草橋の〇〇に買いに行ってね。あちらも一応老舗だし有名だから行ったんですが、店員さんの態度がすごく悪くて・・・。冷たいというかなんていうか、適当な感じで目も死んでるんです。だから私は頭にきて上の方を呼んでくださいって言ったんです。そしたら上司らしい方が出てきたので、お客様をなんだと思ってるんですかって怒ったんです。そしたらその方、私も社員ですのでって言うので呆れてお金はいらないからって返してきちゃったんです」
という事があったらしく。
K様は
大変ご立腹だった様で
「もう二度とあの店には行きません」
とおっしゃっていました。
そうしたお話しの中で
「お人形を包んでいる白い紙なんですけれど、その紙は○○(私の名前)さんの所にありますか?あれば売っていただきたいのですが・・・」
とおっしゃられました。
もちろん
私の所でも使用しておりますので。
お人形等を包んである白い紙ですが
あの紙も年月が経つと黄色く変色してしまい
気にされる方は気にされますのでご購入される方も多い紙です。
その日のうちにお送りすると
次の日にお電話があり
「届きました!ありがとうございます!こんな世知辛い世の中なのに・・・○○さん、本当にありがとうございます。本当に○○さんで良かったです。私、実はお雛様も買おうと思っていたから絶対○○さんの所で買わせていただきます。静岡だろうが磐田だろうが電車に乗って買いに伺わせていただきます。そして周りの人たちにも絶対秀月さんで、○○さんの所で買ってねって宣伝します!本当にありがとうございます」
と電話口の向こうで涙されながらお礼を言われ
恥ずかしい様な感動してしまう様なで。
こんな私でも
お役に立てたのかな
と思うと嬉しくなってしまいますね。
私自身
良くも悪くも
職人気質のところがあり
つい言い過ぎてしまう所もありますが・・・
これも代々受け継がれている
「伝えたい日本の心 美しい伝統」
だからこそです。
これからの時代
商品選びよりもお店選び
さらに人選びは重要になってきます。
商魂たくましいのは分かりますが
そこに心が無ければたとえ高価な物であってもただの物でしかなく
何も伝わってくるものがありませんので。
K様この度は
誠にありがとうございました。
例のお約束の品
必ず私が何とかしますので
安心してくださいね。
先ずは
楽しい初節句をお祝い下さいね。
伝えたい日本の心 美しい伝統
十七代目 人形の秀月
浜松・磐田・袋井・森町・掛川・菊川・御前崎・静岡で羽子板・破魔弓・雛人形・五月人形・鎧・兜・甲冑・鯉のぼり・市松人形なら・・・
十六代目 人形の秀月【店舗住所】 静岡県磐田市富士見町1-11-16
【電話】
0538-31-7864
【営業時間】10:00~17:00
【定休日】5月~11月土・日・祝日
11月~5月毎週水曜日・年末年始等
【駐車場】店舗前に完備
【取扱いカード】VISA、JCB、MASTER、AMEX、DINERS
■オンラインストア■当店へのアクセス■当店のホームページ■インスタグラム ☆浜松・浜北・磐田・袋井・森町・掛川・菊川・豊橋
遠くは静岡や名古屋からもご来店いただいております。
☆雛人形・市松人形・五月人形・鯉のぼり・鎧・兜・甲冑・駿河塗下駄等。
ポチッとご協力お願いいたします
↓
タグ : 東京都練馬区初節句端午の節句鯉のぼり友禅鯉人形用白紙伝えたい日本の心美しい伝統人形の秀月