丁寧な仕事というのは
パッと見は気付きませんが
必ずそこに表れているものです。
たとえば・・・
写真は雛のお袖の重ね。
間隔から配色まで
全てに細やかな神経を遣い
丁寧に作り上げられております。
ただ
それらがパッと見で気付かれないというのは
お客様がご覧になられた時に人形の全体像として
綺麗・凄いなどという感覚を持たれているものです。
それは
丁度良い大きさ
綺麗だと感じる姿形など。
あえて細部に目をやらずとも
感覚としてとらえられているので
見ていて安心感を感じ高級感を感じたり。
何かが違うのだけど
それが言葉で上手く言い表せないという様な。
作家と言われる方の作品には
そうして心に訴えかけてくるものがあります。
そして
そういう方々の仕事というものは
必ず必要な手間は惜しむ事はせず
だからといって必要以上の事をする事もなく
その方にとってごく普通のことをしているだけであったりします。
さらに
仕事を前に出す様な事はいたしません。
作品として
お客様の心に
違和感なく心地よく感じ取れ
気付くと「実は・・・」というものが多かったりも。
本当に良きものは
静かに佇んでいても
お客様の心にとまるものです。
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