鎧や兜などで
写真の様に糸が編み込まれているのを
実際にご覧になられる事があるかと思います。
これらは
威し(おどし)と呼ばれ
鉄板に穴が開いていて
その穴に糸を編み込んであるもの。
鉄板の凸凹の山の数や
何ミリ単位で調節するの山の幅
同じくミリ単位で調節する穴の大きさや数。
これらは
小札(こざね)と呼ばれるもので
黒小札・金小札・銀小札など様々のものが。
その小札に
様々な色や素材の糸を組み合わせ
丁寧に時間を掛けて編み込んでいきます。
その編み込まれている数が多いほど
手が掛かっておりますので必然的に高価なものになります。
きちんとしたものは
バランス等もしっかり計算されておりますので
自然に糸に表情も出て仕上がりも美しいものになります。
その編み方も特殊なもので
ふっくらと盛り上がる様にしたりと。
とても機械でできる事では無いので
今でも人の手で丁寧に編まれております。
ただ・・・
一部では日本以外の某国で
とても安価に作らているものもある様ですが・・・
個人的には
日本の伝統産業は
やはり日本人の手で作られていきたいものです。
そして
減少する日本の誇る職人さんや携わる方々を
守っていかなければならないと思うわけです。
やたら安価にする努力よりも
より価値あるものを生み出す努力が必要なのではないかと。
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