業界では
人形のお顔の事を頭(かしら)と呼びます。
そして
頭を作る方々を頭師と呼びます。
写真は
前回ご紹介させていただいた
「京雛 大橋弌峰」のお雛様に使用されているお顔。
自作の筆で丁寧に
美しい頭に紅をさす
頭師 四代目 川瀬猪山氏の仕事の様子。
この後
髪付師に仕事が引き継がれていきます。
もともと
人形業界というのは分業制で
頭師・髪付師・着付け師・甲冑師など
それぞれ専門の仕事を請け負うものでした。
一部の中では
形は変われど今でも頑なに
守り続けられている事もあります。
しかし
時代の流れや諸事情から
それらの職人さんや後継者も居なくなりつつある事も確か。
私自身も作り手として
その渦に巻き込まれつつ
大変な苦労を強いられています。
だからこそ
他店よりも安いだとか
大幅に値引きをするだとか
単にそのモノの価値を下げるかの様に売るのではなく
そうした方々の存在や仕事を伝え守る事も大切な役目なのではと思うのです。
それが
専門店と唱っているのなら尚更。
私自身
現場の苦労を知るからこそ
そうした物は高い安いではなく
適正価格にてご案内させていただくよう努めております。
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