頭師 / 川瀬猪山
全国の人形師たちが
手本にする見目麗しい頭(かしら)
何度ととなく胡粉を重ねられ
最高の「美肌」に仕上げられた雛人形の頭。
慎重に刃を滑らせながら目鼻立ちを整え目を開け滑らかな「肌質」に仕上げていく。
二百年以上続く頭師の家の仕事は
往時と何も変わっていません。
仕事は杉の挽粉に生麸糊を混ぜて型押しした生地作りから始まります。
乾燥させた生地に牡蠣などの貝殻からなる胡粉を地塗りし
ガラス製の義眼を入れた後「置き上げ」と呼ばれる目鼻立ちを盛り上げる作業へ。
追って胡粉の中塗り水拭きなどを経て小刀で目を「開け」口を造作。
胡粉の上塗りを重ね最後に10種類以上の筆で眉や紅を描きます。
川瀬さんの師匠は義母である三代目川瀬猪山氏。
25年間 技と心を継承し四代目を襲名。
「先代の頭にあるようにゆったりとした品格ある顔に少しでも近づきたい」
そう語る川瀬さんは今日も多くが「手本」と讃える美しい頭作りを続けています。
当店に展示されております
京雛 大橋弌峰 束帯雛には
これら猪山氏の頭が使用されております。
頭だけでなく
手足師であったり髪付師であったり
それぞれ京都の人形の家が手掛けたもの。
静岡県菊川市という田舎で
最高級の美しい京雛の逸品に出会えるというのもよろしいかと。
こちらは
店舗のみでの
お取り扱いとさせていただいております。
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人形の秀月
人形工房 一心は
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