袋井市のN様より
破魔弓飾りをお選びいただきました。
落ち着いた
黒檀塗のガラスケースには
厚手の面取りガラスを使用し
重厚感漂うお飾りとなっております。
弓矢だけでなく
大小の太刀も入り
元気良く立派なお飾り。
他にも
悩まれておりましたが
若奥様がお気に召され
お選びいただく事となりました。
破魔弓とは
読んで字の如く
「弓で魔を破る」という意味がありますが
これと関わりが深いものに平安時代から伝わる
「鳴弦(めいげん)の儀」というものがあります。
これは
弓の弦を強く弾き鳴らす事によって
魔除け・邪気払いをするという大変意味深い儀式。
今日の皇室においても
お子様が誕生して七日目に
「読書・鳴弦の儀」が行われています。
弓を用いた儀式としては
この他にも正月にその年の年占いと
厄除けの為に行った「弓射(ゆみいり)」や
家を造る際の上棟式に屋根の上に弓と矢を
北東に向けて飾る「鬼門除け」などがあります。
このように
縁起物として伝えられてきた
弓と矢を組み合わせたものが
現代の「破魔弓」の基になっています。
破魔弓も
羽子板も
赤ちゃんが誕生して
初めて迎えるお正月に向けて贈られるもの。
旧暦の
十二月から一月の間は
十二支による暦の上で「丑・寅」にあたり
いわゆる「鬼門(よくない結果が起こりやすい時」の時期。
つまり
破魔弓や羽子板には
その時期を生命力の弱い赤ちゃんが
無事に通過できるようにという願いがこめられているものなのです。
N様この度は
何度も足をお運びいただき
誠にありがとうございました。
人形の秀月
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