尿路結石の石は未だ出ず
今日はシクシクと痛む一日。
この時期は
来月の開店準備も重なり
いつも以上にバタバタとする日が続きます。
製造・卸・小売(準備)
それぞれを同時進行で
進めていく時期になるのですが
小売の準備となるとひと際神経を遣いますね。
準備は
今季のコンセプトを決め
店内全てを自分達で模様替えをするので。
何でもそうですが
始まる前の準備が全てです。
写真は
ご注文いただいた兜
の装飾で使用する菊型の金具。
大きさや
細かい仕様は
製作する兜によって様々。
今回は
吹き返しに使用。
実は
こうした金具一つでも
専門の職人さんが手掛けている事は
あまりご存知ではないかと思います。
写真では
指にピンが来て
分かりづらいのですが
輝きのある部分と無い部分で分かれてまして。
これを
磨きと呼んでいて
全体を磨いて輝かせるか
一部を磨いて陰影をつけるかなど。
簡単に言うと
鏡面仕上げとでも。
それぞれ
製作する兜のコンセプトで
素材や配色等も決めていくのですが。
この磨きは
「バフを掛ける」
とも言って当然の事ながら
ひとつひとつ職人さんが行います。
たとえば
この金具ひとつにしても
生地(金属)・鍍金・磨き(バフ)の
3つの工程を経て完成しているもので
それぞれの職人さんの手によって作られているもの。
それを知ると
こうした金具ひとつにしても
とても粗末に扱う事はできません。
どういった兜に
どの様な金具を使用し
どんな兜を完成させるか。
単純に
兜を製作しています
などと書いたりしていますが・・・
実は
製作する前に
こういった事も踏まえ考え想像し
金具屋さんと話し合い試作を繰り返しながら
バランスを取りひとつの兜の形を完成させています。
こうして
実際に作り
その苦労を知っているからこそ
適正な価格をお客様にご案内できる訳でして。
それは
雛人形や市松人形
鎧・兜・子供大将や鯉のぼり等でも同じ事。
知識として
専門用語らしき言葉を使う人と
経験から生まれる言葉を使う人とは
同じ説明でも真実味と言葉の重みが違います。
ただ
言葉を飾らないので
時折ぶっきらぼうになったり?
する事は無い様に心掛けていますので。。。
そんな事を考えながら
いつもよりシクシクと痛む結石で
黙々と作りながら開店の準備をしています。
人形の秀月
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