Author: 一心
一般的な着用兜が
23号・25号という大きさで
プラスチック製が多い中で30号という
ひとまわり大きな本格的な矧ぎ合せ鉢は
本物の兜と同じ作りになりますので重量感・高級感は見比べていただくと圧巻です。
こちらの
矧ぎ合せ鉢の使用した兜の制作風景は
秀月オリジナルの着用兜製作中 徳川家康 伊達政宗
をご覧ください。
自社工房にて制作しておりますので
こうした大きな兜鉢を使った着用兜を制作できる訳で
もちろん一部分がプラスチック製の兜も制作しておりますが
殆どのお客様は見比べてこちらの矧ぎ合せ鉢の兜を選ばれますね。
「鉄板というと重いのでは??」
と思われるかもしれませんが・・・
これは
実際に手に取って
ご覧いただくのが一番ですね。
そして
小札(こざね)には
高級感のある金小札(きんこざね)を使用し
縅(おどし)は紺糸縅で耳糸を黄色とし実際の伊達政宗公と同じ配色にしてあります。
吹き返しには
特殊な素材を使用した
美しい金鍍金が施された紋を。
錣(しころ)と呼ばれる
吹き返しから後ろの首を守る部分ですが
正面から見ると兜がより大きく映える様にと
あえて大きく広げた状態で取り付けてあります。
これだけでも
随分と大きさが出てきますね。
そして
政宗公のシンボルの
三日月の前立てですが
あえて光沢を持たせない特殊な鍍金を施してあります。
形状も
立体的にして
重厚感が増す様にと。
忍緒は
全体の配色を統一するため
紺色とし両側で結ぶ無双結び。
やはり
袱紗(ふくさ)には
古来から高貴な色とされる古代紫を使用します。
飾り台兼収納箱は
桐製で黒を基調とし重厚感を持たせ
政宗公の兜がより引き立つ様に極力シンプルに。
背景の屏風は
龍と虎の金の透かし金具を使用しております。
龍虎とする事で
男の子らしくより力強く。
伊達政宗公を選ばれる方は
やはりシンプルな良さを好まれますね。
強さとお洒落さを兼ね備えた
まさに伊達男(だておとこ)の通り。
近頃では
過剰な装飾のお飾りが多い事もあってか
先ずは本体の質の良さで選ばれる方が多いですね。
そうしたお飾りは
一見すると目立ち過ぎることなく
少し控えめな印象も受けるのですが
よくご覧いただくとその良さが伝わってくるものです。
お飾りの主役(本体)が
しっかりとしていれば周りの装飾に惑わされる事はありませんので。
玩具とは異なり
お祝いのお品ですので
末永くお飾りいただきたいと思います。
K様この度は
秀月の着用兜 伊達政宗公 収納飾り
をお選びいただき誠にありがとうございました。
十六代目 人形の秀月/一心は
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。
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