Author: 一心
京都市南区のM様より
お雛様のお顔の修理を承りました。
M様の場合
向かって正面右下の
髪の毛の乱れを直していただきたいとの事で。
この部分は
しまう時に顔紙をしたりして
どうしても指が当たってしまう部分でもあり
引っ掛かったりして乱れてしまう部分でもあります。
この時に
ご自身で直そうとする方もいらっしゃる様ですが
かえって余計に乱れてしまう場合もありますのでご自身でするのは厳禁。
これは
結髪という作業になるのですが
あまりに酷い場合は髪全体を結い直す事になり
必要以上に大掛かりな事になってしまいますので。
場合によっては
修理不可能になってもしまいます。
ちょっとの事かもしれませんが
やはりこうした事はプロにお任せ下さい。
そして
無事修理が完了したのがこちら。
乱れも直り
綺麗に整いました。
不思議と
お顔自体も綺麗に映えてきますね。
修理の場合
必要以上に手は掛けず
いかに綺麗に仕上げる事が出来るかが重要です。
もともと
年代物のお人形達ですので
必要以上の手を掛けると逆に壊れてしまう事もありますので。
的確に
修理箇所を見定め
集中し修理する事が必要です。
今回も無事修理が完了し
M様にお送りしたところ
嬉しいお便りもいただきました。
その様なM様に
ご納得いただけて
お礼のメールをいただける事は嬉しい限りですね。
M様この度は
誠にありがとうございました。
また何かございましたら
お気軽にお申し付け下さいね。
雛人形の修理・リメイクにつきましては
「雛人形の修理・リメイク」
をご覧ください。
十六代目 人形の秀月/一心
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