磐田市のA様より
秀月オリジナル 徳川家康公 着用兜 収納箱飾り
をお選びいただきました。
A様は
上のお姉ちゃんの時にも
当店で高級お雛様をお選びいただいております。
ご両親であるM様は
私たちが40年以上前のまだ富士見小学校が出来る前に
引っ越して来た時からのご近所様で現在の浜松磐田信用金庫の所に住んで
父が晃月人形として開業した頃から何かとご贔屓にして下さっている上得意様。
お客様をご紹介してくださったり
今回も真っ先にご来店してくださったりと
本当にありがたい事でこうした方々に秀月は支えられております。
「なんだかんだ言ったって私ら秀月さんが一番だもん。みんなにも宣伝するでね」
と涙が出そうになりますね。
今回のご来店も
ご家族ご親戚総出で
近くだからと歩いてご来店くださいました。
皆さんで歩いてご来店されるという
ほのぼのとした光景も嬉しくなってしまいますね。
そして
お選びいただいたのは
私が創る秀月オリジナル
着用兜 徳川家康公 収納箱飾り。
制作風景は
秀月オリジナルの着用兜制作中 徳川家康 伊達政宗 上杉謙信をご覧ください。
私が工房にて
全て手仕事で制作しておりますので
どうしても数が出来ませんので今年も数量限定とさせていただいております。
兜鉢は
他所は着用兜が23号・25号という大きさで楕円形の阿古蛇(あこだ)鉢を使用する中
丸型の30号という大型で十八間の鉄片を一枚一枚丁寧に矧ぎ合せ覆輪を巻いて造り上げられた本格的な兜鉢を使用。
鉄片というと
重さが気になるところですが
もちろんそれらは考慮し軽量化されておりますのでご安心ください。
本物の兜と
同じ作りになりますので
自然とボリュームと重量感・高級感が出てきますね。
現在
ひとことに「着用兜」と言っても
23号・25号・28号・30号という4種類の大きさの種類があり、それらをひとくくりで「着用兜」と呼ぶようになってしまっています。
それは
その製造元がその大きさの型しか持っておらず
それでいてオールプラスチック製で安価に仕入れられる為
他所で売られている着用兜の殆どは23号・25号という大きさです。
製造元が同じ為
右を見ても左を見ても同じ様な着用兜ばかりで
色が違うとかいう程度で値段の違いは飾り台や屏風の違いでしょう。
そして
着用兜の一般的な収納箱飾りは
間口が55cm~70cm位のものが殆ど。
その収納箱の大きさの中で
本体が大きく立派で見栄えの良い
着用兜を飾られた方が良いのではと思います。
着用兜として
同じ位の金額であれば
より兜が大きく立派で本格的な兜の方がよろしいのではと。
というか
弊社は本格的な矧ぎ合わせ鉢を使用し
他所はプラスチック製の兜鉢を使用し
それでいて同じ位の金額という事は・・・という事です。
いかに大きく
見栄えを良くするかという事がポイントですが
近頃ではやたら派手な装飾が施されてる兜が多くて・・・
やたら派手で目を惹くものほど
素材はプラスチックに塗装で年月とともに
どうしても飽きがきてしまうので注意が必要です。
弊社の徳川家康公の着用兜ですが
家康公の象徴とも言える歯朶之葉の前立ては
真鍮に純金鍍金を施し艶のある部分と艶消しの部分とを磨き分け
より美しく上品に輝かせ立体感を持たせてる様にと仕上げられております。
特に正面の
獅噛(しかみ)と呼ばれる鬼の様な顔をしている部分は
魔除けの意味もある重要な部分ですので特に美しく。
この獅噛(しかみ)も
作者やメーカーにより違いがありますので
見比べていただくのもよろしいかと思います。
前立ては鍬形は
最も目立つ部分ですので
作りはもちろんの事ですが素材や鍍金の質の良さ等
兜本体の創り同様にしっかりと見比べ吟味していただく事をおススメします。
両側の吹き返しは
より兜が大きく映える様にと
広がりを持たせ徳川家の葵の紋を。
この葵の紋も
鋳型で型を起こし鋳物で制作し
純金鍍金を施し湾曲させ立体感を持たせ迫力を付けたもの。
小札には
美しい金小札を使用し
重みと迫力を持たせる為
あえて黒糸で縅(編む)てあります。
この時の縅糸も
厳選された発色の良い質の高い糸を使用し
ひと穴ひと穴丁寧に縅てあります。
そして
角金具や牡丹金具を使用し
最小限の装飾で美しく映える様に仕上てあります。
忍び緒には
魔除けの意味も込め
赤を使用し両側で結ぶ無双結び。
袱紗(ふくさ)は
昔から最も高貴な色である古代紫。
最も兜を引き立てる
昔からの袱紗色でもありますので
私も基本的には古代紫を多用します。
背景となる屏風は
美しい三色溜塗りの屏風で
収納箱も同じ様にデザインされ
高級感と統一感を持たせ兜が引き立つ様にと。
この溜塗(ためぬり)も
塗装が厚くなる為に重厚感が出て
手間を掛けているだけに高級感も増します。
この塗装の厚みというのも
ご覧いただけばお分かりいただけますので。
やはり
全てはトータルバランスですね。
これは
私が兜の制作者なので
何をどうすれば兜が引き立つかを考えコーディネートしていますので。
こうした違いは
実際に実物をご覧いただき違いをお分かりいただきたいので
ご足労でもご来店いただき実物をご覧いただければと思います。
特にネットショップ等で検討されている方は
写真はいくらでも綺麗に加工できてしまうものですし
大きさや素材や塗りも写真では判断がつきづらいものです。
実際に
「届いた商品が写真と違った」「写真の方が良く見えけど実物はそうでもなかった」
などといった声が多く中には
「ネットショップで買ったんですが・・・秀月さんで直していただけますでしょうか・・・」
といった問い合わせも多くいただきます。
他所のネットショップでお買い上げいただいた商品は
弊社では修理等は対象外ですのでお買い上げいただいたショップにお問い合わせ下さい。
値段だけで判断するよりも
先ずはお求めになるお店選びの方が重要でしょう。
せっかくの祝いの品ですので
実物をご覧になる事が間違いありません。
何処ででも簡単に手に入るものよりも
そこでしか手に入らないという価値。
A様この度は
秀月オリジナルの着用兜
30号 徳川家康公 収納飾り
をお選びいただき誠にありがとうございました。
ちょっとしたサプライズもご用意してありますので
初節句を盛大にお祝い下さいね。
伝えたい日本の心 美しい伝統
十七代目 人形の秀月
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