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Author: 一心 

人形の秀月
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北米レクサス本社より特注着用兜の制作中

こんにちは、静岡県磐田市の人形の秀月の十七代目です。

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工房では、私が黙々と北米レクサス本社より承った特注着用兜レクサスモデルの着用兜を制作しております。
巷では大〇選手の兜で盛り上がっていますが、さかのぼること5年程前にこのブログをご覧になられ、お問い合わせをいただいたのが始まりです。

先ずは電通の担当の方より「秀月さんは兜を制作しているとの事で制作をお願いさせていただきたいのですが・・・その前に先ず工房に伺って詳細なお打ち合わせをお願いでますでしょうか」とメールをいただきまして。

なんでも北米レクサス本社の役員の方や上級顧客へのプレゼントという事で、いわゆるあるクラス以上のレクサスをご購入いただいた方にプレゼントされるそうです。

粋な計らいですね。。。

そして打ち合わせでは、「日本らしさと高級感」という事で日本の伝統的な兜で素材はできるだけ高価な物で恥ずかしくない兜をという事で。
ある意味、トヨタ レクサスという名前で日本を代表しいく訳ですから当然と言えば当然の事ですね。

その中で龍頭(りゅうず)は必ず付けて欲しいと。
海外の方はこの龍頭が大変お気に入りで、兜と言えば龍頭というのが基本となります。

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この龍頭は木彫金箔押龍頭(きぼりきんぱくおしりゅうず)といって木彫りの龍に金箔が押され、手には水晶玉を持つという昔ながらの龍頭です。
現在の鎧や兜では殆ど付けなくなってしまい忘れられつつありますが、作る職人さんも減りその分高価になってしまうので余計に付けなくなった訳で我々職人としてはいつでも付けられるのですが、販売店側が安価にする為もあって付けない事もありますね。

そうした事もあり、近頃ではあえて昔ながらの龍頭の付いた鎧や兜を探し選ばれる方もいらっしゃいます。

もちとんした意味言われもあり、龍頭が付けられる理由は様々ですが「官軍の証である」とか「お守りの意味がある」などといったことが言われます。

確かな事は龍は太古の昔から「吉祥」の象徴であったということでしょう。
アジア圏では四神という四方の神、すなわち東の青龍(せいりゅう)、西の白虎(びゃっこ)、南の朱雀(すざく)、北の玄武(げんぶ)をいい東方を守護する神獣として崇められたり、皇帝のシンボルとしても扱われてきました。端午の節句に鯉のぼりを揚げるのも「登龍門」伝説に影響された部分があるのだろうと思われます。

何よりも造形美として様になりますね。

今回の北米レクサス社からは、この木彫金箔押龍頭が絶対条件のひとつ。

それを聞くと我々日本人よりも、海外の方はその辺りの必要性をよくご存知かもしれませんね。。。

そんなお話しをしながら吹き返しにはこの金具で、裾金具はこの金具でといった感じで進めていきました。

何よりも素材も創りも美しく高級感のある事。
ここで間違えてはいけないのは、ただ高価な素材を使えば良いという事ではありませんので。

安価なプラスチック素材にギラギラした塗装という事はせず、鉄や真鍮素材・純金鍍金を使用しより本物に近いかそれ以上の兜です。
実は安価な物ほど塗装ですのでギラギラしている物が多いですね。

途中「せっかくならレクサスロゴを付けましょうか?」と言いと「それ面白いですね。けど先方はあくまで昔からの日本のTHE兜を望まれていますので」と。

兜鉢は十八間の鉄片を一枚一枚丁寧に矧ぎ合わせ、全体に星というピンを植え装飾し造り上げられた本格的な兜鉢。

前後に銀色の部分があるのですが、これは前後二か所ですので二方白と呼び上から下に伸びる矢印の様なものは篠垂れと呼びます。

兜の頭上先端は神が宿る場所とも言われる八万座。

他所ではこの兜鉢自体がオールプラスチック製の物が多く、それが一般的に多く出回っている安価なタイプです。

鉄片というと「重いのでは?」と思われるかもしれませんが、もちろん節句人形様に軽量化されていますのでお子さんが被っても大丈夫です。

横にあるのは忍緒(しのびお)といい、簡単に言うと兜を被り顎に縛る紐で両側に結び目を付けた無双結びとし、色は昔ながらのサビ朱(黄色ではありません)に。
大〇選手の兜の威色もこのサビ朱が使われていますね。

この兜鉢にこの忍緒を取り付けるのですが、もちろん全て手仕事です。

次に吹き返し金具ですが、華やかな牡丹に蝶柄を使用していきます。

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通常ですと金鍍金を使用するのですが(安価なものだとプラスチックに塗装)、北米レクサス特注兜にはより高価な純金鍍金が施されます。

このところ金の相場が跳ね上がっている事と、鉄や真鍮等といった地金も上がっている為、より高価になってはしまいますが日本を背負う以上妥協はできませんので。

海外の方に届くものだからこそ、より本物に近く日本の伝統的な工芸品をご覧いただきたいと思うわけです。

一般的に出回っている着用兜ですと、これもプラスチック製で塗装が多いのですがパッと見は派手で目を引くかもしれませんが、しばらくご覧いただいていると物足りなくなる事が感じ取れるかと思います。

なのでこういうものは見比べていただく事をおススメしますね。

こちらの金具ですが、純金鍍金を施した後に部分的に磨きを掛けて(一部磨き金)光沢のある部分を作ります。

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アップで撮影してみましたがお分かりいただけるかと思いますが、この細かな造形の立体感も金物であってこその美しさですね。
そして純金鍍金を一部磨き金とすることで、陰影をつけより立体感と美しさを表現していきます。

この一部磨きもひとつひとつ全て職人による手仕事で行われますので、時間と手間を掛け地道に美しく仕上げる職人技。

こういった金具を惜しむ事無く使用する訳ですが、日本の代表として納められる兜ですので日本の恥とならぬ様にと注意しなければなりませんね。
某国の歴史ある催しの景品として渡されている兜があるのですが、それはプラスチック製の兜でそれが雑誌などにも掲載される訳ですが、初めて手にする海外の方から見れば「日本の兜はこういうものなのか」と思われてしまう訳ですので恥ずかしいなと思い、ある意味日本の恥だなと。。。

さて、こうした高価な金具を加工し吹き返しに取り付けていきます。
取り付けの際に使用するピンも真鍮製で純金鍍金が施されているというこだわりですが、当工房ではいたって普通の事でピン一つといえど妥協はしません。

真鍮は固くて切れないので特殊なニッパーを使用するのですが、そのニッパーも普段から手入れをしていなければ切れなくなってしまうので普段からの道具の手入れも必要となってくる訳です。
良い仕事をするには先ずは道具の手入れからですね。

次に若干小さめの金具が取り付けられているのですが、これは裾金具といい読んで字のごとく兜や鎧などの裾に使用する金具となります。

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これも吹き返し金具と同じ様に牡丹と蝶を形どった金具で、単純にただ小さくするのではなく大きさに合わせて構図も変え型を起こし、より美しくなる映える様にとバランスが取られています。

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そして同じ様に純金鍍金を施し、一部磨きとして光沢のある部分とそうでない部分との陰影を付け、立体的に仕上げられておりますので。
この金具を飾り金具として数か所に使用していきます。

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そして鍬形(くわがた)を差す台輪(だいわ)という金具の取り付け位置の確認をしているところ。

この台輪という金具は、あえて更に分厚い真鍮素材を使用し同じ様に牡丹柄を施し重量感を感じさせる様にと。
兜として最も目立たせる部分ですので迫力と美しさが大事になってきます。

同じ様に純金鍍金を施し一部磨きとし、美しい光沢と立体感を兼ね備わった上品な仕上がりになる様にと仕上げていくわけです。

ここで兜というと男の子の物なので「強さの象徴となる龍や虎等を用いるのでは?」と思われるかもしれませんが、こうして牡丹や蝶といった柄を使用し品良く華やかに美しく仕上げていきます。
強さの象徴だけでは荒々しいだけで野武士の様になってしまいますのでお洒落さや粋というのも必要な訳ですね。

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そして仮止めで実際に鍬形を差し龍頭を差してバランスを見ます。
その際、兜鉢に穴を開ける訳ですが鉄板ですので昔からの特殊工具を使い手で開ける為、手や腕がボロボロになってしまうので数が出来ず店頭販売品は毎年限定品となってしまう訳です。

よく出回っているプラスチック製の兜鉢は簡単に穴も開き加工も簡単ですので、量産向きでどれだけ作業が楽な事か。。。

こちらの兜に使用している鍬形も真鍮素材で生地を厚くし、純金鍍金を施し柄には昔ながらの柄である松葉柄をあしらい、日本の伝統的な兜へと仕上げてあります。

今回の鍬形ですが、こうして差してみるとどこか緊張感を感じられると思います。
これは鍬形の形状であったり素材であったり素材の厚さであったり、様々な要因を合わせバランスを取り創られているので重量感を感じながら緊張感漂う美しい仕上がりとなります。

そして中心には木彫金箔押龍頭(きぼりきんぱくおしりゅうず)。

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現在の兜では殆ど見かける事が無くなってしまいましたが、その昔は鋳物の龍であったり獅子であったりと様々なものがあり見ているだけでも面白い物でしたが、時代の流れと共に現在では作る職人さんも殆ど居なくなってしまい。

この木彫金箔押龍頭だけでもとても高価な物になってしまうのですが、兜の完成形としては名将物を除き様になりますね。
手には魔除けや浄化の意味を持つ水晶玉を持っているのですが、そういった事も知られなくなってしまいました。

現在では形ばかりを追い求めデザイン重視になっている傾向が強く、本来はそれぞれの部品や柄や色に意味があり時代は変われどひとつの御守りとして心を込め制作されるのが本来の姿なのですが。。。

そうした物を創り出すという役目を担う者として、我々の様な代々の甲冑師や人形師という職人がいる訳です。

もちろんその裏には腕のいい金具屋さんであったり鍍金屋さんであったりと、表には出ない縁の下の力持ちの職人方々があってこそですので。

そして完成形の北米レクサス特別仕様着用兜がこちら。

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専用の兜櫃(かぶとびつ)も付いて、袱紗(ふくさ)は最も高貴な色とされる古代紫。

兜櫃は頭も護る大切な神聖な防具(武具)であるという事で、地面に直接置いてはならないという事から足付になっていますが、これも昔からの飾り方です。
今でこそ収納箱という便利な飾り箱がありますが、この兜櫃・鎧櫃が昔からある理にかなった収納箱であり戦国時代では怒りにまかせて感情的に戦わない様にと蓋を開けると春画が入れられていて、いったん気を静めて冷静になる様にと工夫されていたとも聞きます。

こういう説明も売るだけのところではまずはされないので、デザイン重視で買わされてしまうんですね。

こうして完成した兜ですが、無事に北米レクサス本社へと送り出しました。
何か特別な仕事をしたわけでもなく、普段と変わらない仕事ですがこうして秀月の人形や鎧や兜や五月人形は職人の手で制作されております。

北米のお客様の下で、堂々と日本の秀月の兜ととして誇らしくお飾りいただければと思います。

400年十七代続く人形師・甲冑師の製造元。

十七代目 人形の秀月は
皆様のお越しを心よりお待ち申し上げます。

伝えたい日本の心 美しい伝統
人形師 甲冑師 十七代目 人形の秀月

浜松・磐田・袋井・森町・掛川・菊川・御前崎・静岡で羽子板・破魔弓・雛人形・五月人形・鎧・兜・甲冑・鯉のぼり・市松人形なら・・・
 
         十六代目 人形の秀月


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