私自身も
水墨画というものを描かせていただいているわけですが
水墨画というと日本では未だ地味なイメージがあるようです。
特に私の様な者が描いていると
「その歳で水墨画?」
と笑われてしまう事もしょっちゅう。
ま、それはいいのですが
写真は義理父様がイタリアに行かれ講習会を開かせていただき
イタリア人の方々が描かれた作品。
既に立派なアートです。
あちらでは「水墨画」という言葉が無いため
「SUMIE(墨絵)」と表現される事が多い様です。
イタリアで水墨画というものが
もの凄く認知度が高いという訳ではありませんが
水墨画の世界に興味を持たれ実際に描かれている方々は
我々日本人より日本の伝統や文化を理解しようとし
またそれらを楽しむという事を知っている様な気がします。
おかげさまで現在では
ドイツ・アメリカなど海外にも我々の会員様も増え
義理父様・水墨画の偉大さを実感するばかりです。
黒と白の単調な世界ですが
それがゆえに実に奥深いものです。
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